平成29年10月12日(木)、19日(木)の両日、県庁において県及び市町村の工事発注担当者を対象にICT研修会を開催しました。参加した延べ36名に、3次元ソフトの設定や設計データ作成、出来形データの取り込み等、実際にパソコンを操作してもらいました。
研修後のアンケートでは、ほとんどの参加者がICT研修の重要性を認識しており、今後も機会があれば参加したいとの意見が多く聞かれました。
今後、ICT導入工事が増えてきますので、発注者側にとっては、発注時の3次元設計データの作成や受注者から提出される3次元データの確認といった技術が必要となります。また、3次元データを扱うためには、点群データを高速かつ円滑に処理するための高性能パソコン(ワークステーション)が必要です。当公社では、3次元ソフト及びパソコンを準備し、ICT工事を実施する発注者に対する支援体制を整えております。
福井コンピュータ(株)によるi-Constructionの概要説明
(株)建設システムによる3次元ソフトの説明
研修会プログラム
- i-Constructionの概要と実施状況
- 実機体験
3次元設計データ作成
土量集計
出来形評価 - 質疑応答