駅自由通路利用者の動態調査への最新センサー活用

提案者

 笠間市都市建設部まちづくり推進課

提案の概要

 平成19年3月に友部駅橋上駅舎と自由通路が完成しました。駅周辺の活性化策を考えるにあたり、駅利用者の動きを把握したいとの提案がありました。

調査の概要

 駅自由通路に人を認識してカウントするセンサーを設置し、方面別の利用者数を計測する。さらに、随時、利用者の居住地、利用目的、目的地等のアンケート調査を行い、計測値に意味付けする。

 

■最新センサーを活用した駅利用者の動態調査のイメージ

成果

  • センサーによる人数の自動計測(3箇所・各2方向計測、各日の計測時刻は4:00~翌1:00)を約400日間行った。延べ260万人を超える人数の計測を行ったが、費用については機器の設置撤去を含め総額200万円以内であり、費用に比して高い精度のデータを得ることができた。

    人数計測のグラフ例(各日の計測地点・方向別の集計)

    人数計測のグラフ例(各日の計測地点・方向別の集計)

  • 友部駅において延べ19日、笠間駅において延べ8日、アンケート調査(年齢・居住地、利用目的、利用頻度、目的地等)を行った。友部駅1,040件、笠間駅416件のアンケートを回収することができ、今後のまちづくりに関する参考としうるデータを得ることができた。

    集計結果例

    集計結果例