交通安全対策箇所の選定へのビッグデータ活用

提案者

 茨城県土木部道路維持課

提案の概要

 ビッグデータを活用した交通安全対策の立案を行いたいとの提案がありました。

調査の概要

 交通動態がわかるデータ(カーナビ等の走行データ)から急減速箇所を取り出し、実際に現地調査を行って、急減速原因や危険性を確認し対策案をとりまとめる。

成果

  • カーナビデータにより収集・蓄積されている民間道路交通データを活用しました。
  • 通信型のカーナビは常にGPSにより車両の位置、走行速度等の情報を蓄積しています。それらのビッグデータを抽出・解析することで急ブレーキが多く発生する箇所を把握することができました。
  • 現地調査を行い、路面標示や道路線形、視認性を阻害する樹木などの状況や道路構造の確認を行い、事故要因を想定のうえ、箇所毎に効果的な路面標示や看板の設置等、対策案をとりまとめました。

急ブレーキ発生箇所抽出結果事例

急ブレーキ発生箇所抽出結果事例

その他交通安全対策立案イメージ

その他交通安全対策立案イメージ

※成果につきましては、茨城県道路維持課HPにおいても以下の通りご紹介をいただきました。

茨城県HP:交通事故危険箇所における効果的な安全対策のための新たな取り組み(外部サイトへリンク)