ブラジルからの研修生が公社業務の現場で学ぶ

平成 28 年度茨城・ブラジルふるさとリーダー交流事業で茨城県に招かれたブラジル日系人2世で 24
歳の上村平治(かみむらへいじ)さんが、12 月 5 日当公社・建築課職員の案内で、日本における建築士
業務の実態を学びました。

上村さんは昨年、サンパウロ州立大学設計科を卒業、日本建築に大変興味を持ち、特に地震に耐える
構造について学びたいとの希望があり、お母さんの出身地である茨城県に依頼があり、県国際課から当
公社に相談がありました。

当公社・建築課で県北地域において技術支援を実施した現場の見学及び施工方法について説明を行い
ました。

平成 26 年度に技術支援を行った行政庁舎では免振装置を実際に地下室で確認し、その効果に驚いてい
ました。

また、大子町の茅葺き古民家では柱・屋根の状況や保存工事の方法などを学び、日本の昔の生活に思
いをはせていました。